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銀行カードローンの返済に1日遅れたら信用情報にキズ?滞納のペナルティや対策を解説

審査に通りやすい銀行カードローンはある?審査基準や通過率の高い借入業者を徹底分析

銀行カードローンの返済に1日遅れた場合、信用情報に影響があるのか心配ではありませんか?

結論からいうと、銀行カードローンの返済に1日遅れても信用情報にキズはつきません。

信用情報機関の「KSC」や「CIC」では、「61日以上または3ヶ月以上の延滞」で信用情報に事故情報として登録されることが定義されています。

本記事では、銀行カードローンの支払いが遅れてしまった場合の流れやペナルティ、延滞しないための対策を解説しています。

目次

銀行カードローン支払い遅れ1日・2週間・2ヶ月後どうなる?

銀行カードローンの支払いが遅れると、日数に応じて以下の表のようなペナルティが課されます。

滞納日数ペナルティ
1日遅延損害金の発生
2週間・カードローンの利用停止
・電話やハガキによる督促
2ヶ月以上信用情報に事故情報として登録

それぞれのペナルティについて詳しく開設していきます。

遅延損害金の発生

1日でも支払いが遅れると、「遅延損害金」が発生します。遅延損害金とは、返済期日を守らなかった利用者に対するペナルティです。

遅延損害金の利率は銀行によって異なりますが、14%〜20%に設定されていることが多いです。

仮に利率が20%とすると、

借入金額×20%÷365日×返済遅延日数という計算で算出することができます。

1日遅れなどの延滞初期の段階ではいきなり電話がかかってくることはなく、メールやショートメッセージでの通知がほとんどです。

遅延損害金は遅れた日数分だけ加算され、どんどん返済が苦しい状態になってしまうため、1日でも早く返済することが大切です。

カードローンの利用停止

延滞が2週間程続くと、カードローンの利用を停止されて追加の借入ができなくなります。

利用停止の時期は銀行によってさまざまですが、早ければ返済期日の翌日から使えなくなるところもあるでしょう。

未払い分を返済することで利用停止は解除されますが、利用再開できるまで数日かかる場合があります。

また、長期間の延滞や督促無視を続けていると、延滞分を払い込んでも解除されない可能性があるため注意が必要です。

電話やハガキによる督促

カードローンを延滞すると、まずはメールやショートメッセージで通知がくることがほとんどです。

その後は電話による連絡が入りますが、いきなり詰問されるのではなく状況確認の意味合いが強いため、誠実に回答していれば問題ありません。

また、電話で返済予定日を伝えておけば、その日まで督促の電話がかかってくることはなくなります。

電話も無視し続けていると、今度はハガキで督促が来ます。自宅に届くので、家族がいる人は、バレやすくなるでしょう。

電話やハガキを無視している間にも遅延損害金はどんどん膨らんでいます。

放っておいても督促や支払いは回避できないため、速やかに支払いを行いましょう。

信用情報に事故情報として登録

延滞から2ヶ月程で、信用情報機関に事故情報が登録されます。いわゆる「ブラックリスト」という状態です。

返済を延滞した履歴は消費者金融系やクレジット系などの各会社に共有されるため、新規の申し込みや審査が厳しくなるでしょう。

また、それでも督促を放置していると残高の一括返済を求められたり給料や財産を差し押さえられたりすることになります。

一括返済を求められたら、借入金額によっては用意するのが難しい場合もあるでしょう。

状況は悪化する一方なので、延滞する前に何らかの対処をすることが大切です。

銀行カードローン返済に遅れないための対策

銀行カードローンの返済に遅れないためには、以下のような対策をとりましょう。

・前もって銀行に相談
・収支の把握
・返済計画の見直し

事前に対策することで、状況が悪化するのを防ぐことができます。

前もって銀行に相談

カードローンの返済に遅れそうな場合は、事前に銀行に相談しましょう。

いつぐらいにいくら返せそうかを正直に話すことで、返済期日の延長や金額の調整に応じてもらえる場合があります。

「責められそうで電話しづらい・・」といった気持ちもあるかもしれませんが、銀行にとっては連絡がないことのほうが良い印象を持ちません。

状況改善のために親身に相談に乗ってもらえることがほとんどなので、返済に遅れそうな時点で早めに連絡するのが得策です。

収支の把握

返済に遅れないためには、毎月の収支を正確に把握することが重要です。

把握したうえで収支のバランスをとることで、「返済時にお金が足りない!」ということがなくなるでしょう。

収入が少ないなら、転職や副業をする、不用品を売る、といった収入を増やす方法が有効でしょう。

無駄な支出が多いなら、浪費をやめる、固定費を削減する、といったことでも状況を改善できます。

返済計画の見直し

毎月の返済に苦労しているのであれば、そもそも返済計画に無理があるかもしれません。

自分に合っていない返済計画だと、完済のめどが立たず、ズルズルと追加融資を繰り返してしまうリスクもあります。

カードローンの返済シミュレーションなどを利用し、余裕を持った返済金額を設定するようにしましょう。

カードローンの返済期間が短縮できれば利息を軽減できるので、余裕があるときは繰り上げ返済をするのがおすすめです。

信用情報の事故履歴が消えるタイミングは?

一度記録された延滞情報は、一定期間事故履歴として残り続けます。

カードローンの場合も同様で、延滞解消後すぐに事故履歴が消えるわけではなく、完済後5年程度は保管されると考えて良いでしょう。

事故履歴が登録されている間は、あらゆる新規のローン契約の審査に影響し、好条件のローン審査に通ることが難しくなります。

なお、信用情報は、信用情報機関に情報開示請求を行うことで確認が可能です。

信用情報に不安があるなら、確かめてみることをおすすめします。

どうしても返済できないときは債務整理を検討

借入をしすぎて、自分だけではどうにもならなくなってしまった場合は債務整理を行うという手もあります。

債務整理とは、任意整理や個人再生、自己破産といった手続きの総称で、借金を減額したり、免除してもらったりすることです。

まずは専門機関や弁護士などの専門家に相談し、どのような方法で債務整理をしていくのかを相談しましょう。

地方自治体や法テラスの相談窓口では、無料で相談できるところもあります。

注意点として、債務整理を行ったことは信用情報に記録されるため、登録されている間はクレジットカードやローンの利用に影響がでます。

なお、過払金の請求であれば、原則として信用情報に登録されません。

借入残高や支払い期日はしっかり把握しよう

銀行カードローンの返済に1日遅れても信用情報にキズはつきません。

しかし、延滞1日目から遅延損害金が発生し、カードローンの利用停止や一括返済などのリスクが生じるため注意が必要です。

どうしても返済が難しい場合は、銀行や専門家に相談することで、状況の悪化を防ぐことができます。

延滞しないためには、現在の借入残高や期日をしっかり把握し、無理のない返済計画を立てましょう。

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