「みんなの銀行ローンの審査には在籍確認がありますか？」
「勤務先への電話なしでみんなの銀行ローンへ申し込めますか？」
カードローンの在籍確認とは、審査時に勤務実態や収入状況などを確認する審査項目の一つを言います。
銀行カードローンの場合、勤務先に電話するのが一般的な在籍確認の方法です。
人によっては銀行カードローンへの申込後、勤務先への電話が気になるでしょう。
そこで今回は、みんなの銀行ローンの在籍確認について詳しく解説していきます。
口座開設から審査・契約までの流れを知りたい方もご参考ください。
みんなの銀行ローンは電話による在籍確認なし｜口座開設から審査・契約までの流れ
みんなの銀行ローンでは下記の流れで契約できます。
【口座開設から審査・契約までの流れ】
- アプリで口座開設
- アプリでローン申込
- 一次審査
- 最終審査・契約
一次審査と最終審査を実施しているのが特徴です。
アプリで口座開設
他行口座しか持っていない方は、アプリでみんなの銀行口座を開設しておきます。
運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどの本人確認書類を事前に準備しておくと、口座開設の申し込みがスムーズです。
アプリでローン申込
次にアプリでみんなの銀行ローンへ申し込みします。
アプリで入力するのは、最新の年収のみです。
口座開設から氏名や住所変更があった場合は、変更済みの本人確認書類をアップロードで提出します。
一次審査
ローン申込が完了次第、一次審査が実施されます。
一次審査により金利や限度額といった契約内容の決定です。
最終審査・契約
一次審査後、31日以内に最終審査へ申し込みします。
限度額50万円超を希望したときは、収入証明書類をアップロードで提出しておきましょう。
みんなの銀行ではローンの在籍確認について、下記の内容を公式サイトに記載しています。
ローン申込み時、勤務先への在籍確認はありますか
勤務先への在籍確認はありません。
引用元：みんなの銀行公式サイト お客さまサポート
一次審査・最終審査ともに電話による在籍確認はありません。
みんなの銀行ローンは、勤務先への電話を回避したい方にとって便利な商品となるでしょう。
最終審査に通過次第、ローンとの契約は完了です。
みんなの銀行ローンが電話による在籍確認なしで審査できる理由
みんなの銀行ローンではなぜ電話による在籍確認なしで審査できるのか、それは下記の理由が考えられます。
【4つの理由】
- 管理ツールでの自動化により精度の高い審査ができるから
- 限度額50万円超の場合、収入証明書類で確認しているから
- 信用情報に勤務先情報が登録される場合があるから
- 遅延に関する厳しい規約を設けているから
上記の理由について、詳しく解説していきましょう。
管理ツールでの自動化により精度の高い審査ができるから
みんなの銀行ローンでは管理ツール「SAS Intelligent Decisioning」の導入により、審査の判断を自動化しています。
管理ツールにはAI（人工知能）モデルと機械学習モデルを組み込めるため、精度の高い審査ができるようになりました。
管理ツールの導入により、みんなの銀行ローンでは電話による在籍確認なしでも審査ができると考えられます。
【一次審査時の注意点】
申込時に明らかに多すぎる虚偽の年収を入力すると、精度の高い審査が行えません。
一次審査で瞬殺される可能性が高くなるため、虚偽での申し込みはやめましょう。
限度額50万円超の場合、収入証明書類で確認しているから
みんなの銀行ローンで限度額50万円超を希望した場合、提出が必要となる収入証明書類は下記のとおりです。
【収入証明書類】
| 給与所得者 | ・源泉徴収票 ・給与明細 ・賞与明細 ・所得証明書 |
| 自営業 | ・確定申告書（第一表、第二表） ・納税証明書（その2） |
源泉徴収票には会社名や所在地、電話番号などの会社情報が記載されています。
支払金額を見れば、年収も分かる書類です。
限度額50万円超の場合、勤務先への電話ではなく書類で在籍確認していると考えられます。
在籍確認が完全にないとは考えないほうがよいでしょう。
【収入証明書類を提出するときの注意点】
収入証明書類に不備があると、正確な勤務実態や収入状況などの確認が行えません。
最終審査に落ちるリスクが高くならないように、不備のない正しい収入証明書類を提出するのが望ましいです。
信用情報に勤務先情報が登録される場合があるから
金融機関がカードローンの審査を実施するときは、加盟する信用情報機関へ照会をかけて返済能力を調査するのが基本です。
信用情報機関が提供する信用情報には、過去に利用したクレジット・ローンのさまざまな履歴が登録されています。
クレジット・ローンと契約中の方は、信用情報に勤務先名や勤務先電話番号といった勤務先情報も登録される場合があります。
信用情報の登録内容によっては、勤務先への電話なしでも勤務実態を確認できる状況です。
遅延に関する厳しい規約を設けているから
審査時に在籍確認を実施せず、勤務による収入状況が分からない人に貸付した場合、返済困難→回収不能へと進みかねません。
みんなの銀行ローンでは遅延に関する厳しい規約により、回収不能のリスクを抑えていると考えられます。
みんなの銀行ローン 利用規約の一部内容をご覧ください。
1. お客さまが次の各号の一つにでも該当した場合は、当行からの通知、催告等がなくても、本債務全額につき当然に期限の利益を失い、直ちに本債務全額を返済するものとします。
（1）第6条に定める返済を遅延し、次の月末日までに当該遅延した本債務額を返済しなかったとき。
引用元：みんなの銀行 利用規約 ローン取引規定第7条（期限の利益の喪失）
みんなの銀行ローンから借りた後は、毎月末日までにアプリまたは自動引き落としで返済しないといけません。
毎月末日の返済日から1ヶ月以上滞納した場合、全額返済を求めるといった厳しい内容の規約です。
【返済に遅れたときの注意点】
カードローンへの返済に遅れた場合、電話や郵送物による催促から始まるのが一般的です。
催促を無視し、全額返済にも応じないと最終的には給与差し押さえまで進む場合があります。
催促されたときは、速やかに応じましょう。
みんなの銀行ローンは、自由度の高い返済ができる商品です。
次の月末日までに返済資金を準備するのが難しいときは、利息のみの返済が可能です。
元金の返済は余裕があるときに行うとよいでしょう。
みんなの銀行ローン審査に関するよくある質問
審査基準は厳しいですか？
みんなの銀行を含めて、カードローンの審査基準は非公開とする金融機関がほとんどです。
電話による在籍確認がない分だけ、厳しい基準で審査していると考えたほうがよいでしょう。
なお、みんなの銀行ローンには下記の申込条件があります。
【申込条件】
- みんなの銀行の普通預金口座を持っていること
- 申込時の年齢が20歳以上69歳以下であること
- 安定継続した収入を得ていること
3つの申込条件を満たしていれば、アルバイト・パートや自営業、年金受給者でも申し込めます。
審査基準は厳しい可能性が高いものの、申込条件はそれほど厳しくはありません。
ローンは総量規制の対象ですか？
みんなの銀行ローンでは、総量規制の直接的な影響は受けません。
総量規制の対象となるのは、消費者金融会社・信販会社・クレジットカード会社などの貸金業者だからです。
総量規制により原則年収3分の1までに借入総額を制限しています。
年収に対する他社借入が多く、総量規制オーバーの状態だと貸金業者の審査に落ちる可能性大です。
総量規制オーバーの場合、みんなの銀行ローンの審査にも悪影響が出る可能性があります。
銀行カードローンによっては自主ルールの導入により、融資を年収3分の1までに制限しているからです。
みんなの銀行ローンでどのような自主ルールを導入しているのかは分かりませんが、年収に対する他社借入が多い方は、返済を優先させたほうがよいでしょう。
一次審査と最終審査の時間はどのくらいですか？
みんなの銀行ローンの一次審査は最短2分、最終審査は最短当日での回答です。
ただし、申込内容などによっては審査回答まで1週間ほどかかる場合があります。
担保・保証人なしで審査が受けられますか？
みんなの銀行ローンでは、担保・保証人は原則不要です。
ただし、審査内容によっては保証会社による保証が必要となります。
みんなの銀行ローンの保証会社は、アコムグループのエム・ユー信用保証です。
アコムでの返済状況が悪い人は、保証が受けられない可能性があります。
一次審査で決まった限度額は変更できますか？
一次審査で決まった限度額は、下記の方法で変更可能です。
【限度額の変更】
| 減額してもらう場合 | 最終審査後、限度額変更画面で申請 |
| 増額してもらう場合 | Banking画面の「ローン」をタップし、詳細画面の増枠アイコンから申請 |
増額審査に落ちた場合、増額を認めてもらえない可能性があります。
その他、保証会社による保証でローン契約をした場合、増額申請できない点にも注意が必要です。
最終審査後、契約する際に郵送物が届きますか？
みんなの銀行ローンは申し込みから審査、契約、借入・返済までアプリで完結する商品です。
契約書類やローンカードなど契約する際の郵送物はもちろん、申込書や利用明細書も届きません。
ただし、返済に遅れると催促の郵送物が届く場合があります。
みんなの銀行ローン在籍確認まとめ
みんなの銀行ローンは公式サイトに記載されているとおり、電話による在籍確認なしで申し込める商品です。
勤務先への電話に抵抗がある方でも申し込みしやすいでしょう。
ただし、限度額50万円超を希望したときは、収入証明書類で在籍確認すると考えられます。
まとまった資金を借りたい場合を除き、なるべく50万円以下の限度額を希望したほうがよいでしょう。
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