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銀行カードローンの金利は実質年率で表示|無利息サービス&金利の安い銀行カードローンも紹介

銀行カードローンの金利は実質年率で表示|無利息サービス&金利の安い銀行カードローンも紹介

「銀行カードローンの金利はどのような仕組みなの?」

お金を借りるときは、利息の負担に関わる金利が気になるでしょう。

そこで銀行カードローンの金利について、詳しく解説します。

無利息サービス&金利の安い銀行カードローンもあわせて紹介するため、利息の負担を抑えたい方はご参考ください。

目次

銀行カードローンの金利について|実質年率・下限上限・利息の計算方式

銀行カードローンの金利について、下記の点を解説していきます。

【金利について】

  • 保証料込みの実質年率で表示
  • 下限~上限の金利を表示
  • 元金に付く利息の計算方式

保証料込みの実質年率で表示

金利とは、元金(借りた金額)に対していくらの利息が付くのか、パーセンテージで示した数値を言います。

銀行を含むカードローンでは、顧客が支払いする利息を実質年率で表示するのが基本です。

実質年率では利息はもちろん、手数料や保証料などの諸経費込みで表示します。

多くの銀行カードローンで保証会社による保証により、担保・保証人なしで申し込めます。

実質年率なら保証料込みでの表示となるため、顧客は保証会社へ別途支払いする必要はありません。

銀行カードローンによっては保証料を銀行側で負担しています。

下限~上限の金利を表示

多くの銀行カードローンで下限〜上限の金利を表示しています。

下限〜上限の範囲で限度額に応じた金利を適用するのが一般的です。

たとえば楽天銀行スーパーローンの場合、年1.9%〜14.5%の金利、10万〜800万円の限度額を用意しています。

審査によって設定される限度額が高くなるごとに、下限金利に近づいていく仕組みです。

ただし、新規の場合は10万〜50万円ほどの限度額が目安となるため、上限金利が適用されると考えたほうがよいでしょう。

また、下記の法律によっても上限金利が定められています。

【利息制限法】

元本(利息が発生する借入金)上限金利
10万円未満年20%
10万~100万円未満年18%
100万円以上年15%

利息制限法の範囲ではありますが、銀行カードローンと比べると消費者金融の金利相場は高い傾向です。

【カードローンの金利相場】

銀行カードローン年2%~15%ほど
消費者金融年3%~18%ほど

金利が安い分だけ審査は厳しい傾向にあるものの、利息の負担をなるべく抑えたいときは銀行カードローンへ申し込んだほうがよいでしょう。

元金に付く利息の計算方式

元金に付く利息には、下記のような計算方式があります。

【2つの利息計算方式】

残債方式・返済で元金が減るごとに減った残高に対し、実質年率を乗じて計算
・元金の減少により負担する利息も減少
・繰り上げ返済による利息の減額効果あり
アドオン方式・元金に対してアドオン利率を乗じて計算
・毎月の支払い額は元金と利息の総額を支払い回数で割って計算
・返済による元金の減少は計算に含めない
・繰り上げ返済による利息の減額効果なし

実質年率を表示する銀行カードローンの場合、下記の計算式で利息を求められます。

「利息=元金×実質年率÷365日×利用日数」

たとえば実質年率14.5%の銀行カードローンから10万円借りた場合、1ヶ月(30日)で付く利息は下記のとおりです。

「利息約1,191円=10万円×14.5%÷365日×30日」

アドオン方式では下記の計算式で利息を求められます。

「利息=元金×アドオン利率」

「毎月の支払い額=(元金+利息)÷支払い回数」

アドオン利率15%、元金2万円、支払い回数10回の場合は下記の計算となります。

「利息3,000円=2万円×15%」

「毎月の支払い額2,300円=2万3,000円÷10回」

しかし、年利に換算したときの利息は18%です。

クレジットのショッピング分割払いなどで見られたアドオン方式での表示は、消費者が混乱しやすいため割賦販売法により禁止となりました。

アドオン方式と違い、実質年率は消費者がいくら負担すればよいのか分かりやすい表示です。

無利息サービス&金利の安いおすすめ銀行カードローン

下記の銀行カードローンでは、30日間の無利息サービスを提供しています。

【おすすめ銀行カードローン】

  • PayPay銀行カードローン
  • オリックス銀行カードローン
  • 東京スター銀行 スターカードローンα
  • 愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン

30日間無利息サービスは大手消費者金融でよく見られますが、銀行カードローンでは少ないため選び方が大切です。

PayPay銀行カードローン

PayPay銀行カードローンでは年1.59%〜18.0%の金利を設定しています。

上限金利年18.0%は、消費者金融と同水準です。

しかし、PayPay銀行カードローンには30日間の無利息特約があります。

消費者金融が提供する無利息サービスの場合、初回契約の翌日からスタートするのが一般的です。

初回契約から借入まで、日数が経過するごとに無利息期間が減ってしまいます。

PayPay銀行カードローンの無利息特約では初回借入日からスタートします。

契約から借入まで、日数が経過しても30日の無利息期間はそのままです。

契約後、借入の予定が決まり次第、無利息特約のメリットを最大限活用できます。

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンでは、初回契約の翌日からスタートする30日間の無利息サービスを提供しています。

無利息期間終了の翌日から通常の金利に戻ります。

しかし、オリックス銀行カードローンでは年1.7%〜14.8%の通常金利です。

無利息期間終了後も消費者金融より安い水準の上限金利年14.8%で借りられます。

その他、オリックス銀行カードローンではガン保障特約付きプランに保険料無料+金利の上乗せなしで加入可能です。

死亡や高度障害またはガンの診断が確定した場合、カードローンの借入残高ゼロとなる生命保険です。

カードローンからまとまった資金を借りた後、万が一のリスクに備えたいときはガン保障特約付きプランへ加入しておくとよいでしょう。

東京スター銀行 スターカードローンα

東京スター銀行 スターカードローンαでは、契約日からスタートする30日間無利息のサービスを提供しています。

金利は年1.5%〜14.6%の設定となっており、オリックス銀行カードローンより若干安い上限金利です。

東京スター銀行口座を持っていない方がスターカードローンαを利用するには、口座開設しないといけません。

東京スター銀行を給与振込口座として指定した場合、特典により円普通預金の金利が通常よりアップします。

【東京スター銀行の特典】

円普通預金の通常金利年0.001%(税引前)
特典適用後、円普通預金の金利年0.25%(税引前)

通常より250倍の利息を受け取れるため、スターカードローンαと契約する際に口座開設したときは、東京スター銀行で給与を受け取るとよいでしょう。

愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン

愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローンでは初回に限り、Web契約で30日間の無利息サービスを提供しています。

30日間の無利息サービスは契約からのスタートです。

しかし、年4.4%〜14.6%の金利を設定しており、無利息期間終了後も安い水準の上限金利で借りられます。

郵送・店頭契約だと無利息サービス適用外となるため、Web契約で申し込みしましょう。

Web契約が完了次第、愛媛銀行口座はもちろん、他行口座でも即日振込(5万〜50万円まで)が可能なため、急ぎのときにも便利です。

銀行カードローンの金利に関するよくある質問

借入中に金利が上昇することはありますか?

銀行カードローンが変動金利だった場合、金利情勢によっては借入中でも金利上昇リスクが発生します。

少額な資金を短期間で借りるのであれば、金利上昇リスクの軽減が可能です。

まとまった資金を長期で借りたいときは、金利がずっと変わらない固定金利の銀行カードローンといった選択肢もあります。

金利の引き下げ交渉はできますか?

優良顧客であれば、銀行との交渉によりカードローンの金利を引き下げてもらえる可能性があります。

ただし、新規契約直後に交渉しても金利の引き下げは難しいです。

金利を引き下げてもらいたいときは、毎月遅延のない優良な返済実績を1年以上積み重ねるとよいでしょう。

銀行にカードローンより金利の安い商品はありますか?

銀行によっては有担保型のフリーローンも提供しています。

無担保の銀行カードローンと比べると、回収不能のリスクが低い関係上、有担保型フリーローンの金利は安い傾向です。

ただし、有担保型フリーローンを利用するには、不動産などの担保が必要となります。

銀行カードローンの金利まとめ

銀行カードローンによって異なりますが、保証料込みで年2.0%〜15%ほどが金利相場です。

消費者金融より安い金利相場とはいえ、年15%の上限金利だと高いと感じる方は多いでしょう。

今回紹介した銀行カードローンであれば、30日間に限り無利息サービスを利用可能です。

無利息期間終了後は通常金利に戻るため、繰り上げ返済で早めに完済しておきましょう。

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