「銀行カードローンの借り換えのメリットは?」
「おすすめの借り換え先は?」
借り換えを検討している方の中には、上記の疑問を抱えている人もいるでしょう。
そこで本記事では、銀行カードローンのおすすめの借り換え先3選のほか、借り換えの特徴や注意点を解説します。
借り換えを上手に利用すれば、金利を下げて返済の負担を軽減できる可能性があります。現在の借入先の不満がある方や支払いの負担を少しでも軽減したい方は必見です。
銀行カードローンの借り換え先おすすめ3選
借り換えにおすすめの銀行カードローンは、以下の3つです。
- 楽天銀行スーパーローン
- au銀行カードローン じぶんローン
- 三菱UFJ銀行 バンクイック
1つずつ特徴と返済シュミレーションを解説します。
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンで借り換えした場合の返済シュミレーションを、以下の表にまとめました。
借り換え額 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
---|---|---|---|
返済期間 | 3年(36カ月) | 3年(36カ月) | 3年(36カ月) |
年利率 | 14.5% | 14.5% | 12.5% |
毎月返済額 | 34,420円 | 68,841円 | 100,360円 |
総支払額 | 1,239,144円 | 2,478,295円 | 3,612,979円 |
楽天銀行スーパーローンは、楽天会員がカードローンの乗り換えを検討する際におすすめです。
楽天会員ランクに応じた審査優遇制度があるため、他社より柔軟な審査を受けられます。
利用限度額は最大800万円で、金利は年1.9%から14.5%なので、借り換え額によっては利息が安くなる可能性が十分にあるでしょう。
楽天会員で借り換えを検討している方にとっては、魅力的な選択肢です。
auじぶん銀行カードローン じぶんローン
auじぶん銀行カードローンじぶんローンで借り換えした場合の返済シュミレーションを、以下の表にまとめました。
借り換え額 | 100万円 | 150万円 | 200万円 |
---|---|---|---|
返済期間 | 3年(36カ月) | 3年(36カ月) | 3年(36カ月) |
年利率 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
毎月返済額 | 33,453円 | 50,180円 | 66,907円 |
総支払額 | 1,204,308円 | 1,806,480円 | 2,408,652円 |
auじぶん銀行のカードローン「じぶんローン」は、au IDを持っている場合に借り換えコースを利用すると、最大0.5%も金利が優遇されるのが魅力です。
限度額が100万円以上であれば、借り入れ金額に関係なく誰でも金利優遇の対象になります。
利用限度額は最大800万円に設定されており、借入額が多い方のニーズにも応えることが可能です。
また返済額は最低1,000円から、返済日も自由に設定できるので無理のない返済計画が組めます。
金利優遇を受けて現在のローンよりも利率をさげたい方は、じぶんローンを利用の利用がおすすめです。
三菱UFJ銀行 バンクイック
三菱UFJ銀行 バンクイックで借り換えした場合の返済シュミレーションを、以下の表にまとめました。
借り換え額 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
---|---|---|---|
返済期間 | 3年(36カ月) | 3年(36カ月) | 3年(36カ月) |
年利率 | 14.6% | 13.6% | 10.6% |
毎月返済額 | 34,469円 | 67,967円 | 97,648円 |
総支払額 | 1,240,895円 | 2,446,801円 | 3,515,343円 |
三菱UFJ銀行の「バンクイック」は、最低返済額の低さとATMの利便性の高さが魅力の銀行カードローンです。
月々の最低返済額は1,000円に設定できるので、1カ月あたりの支払額をできるだけ減らしたい方におすすめの借り換え先でしょう。
また、三菱UFJ銀行および提携コンビニATMでの利用手数料が無料なので、利用時の手数料負担を軽減できます。
メガバンクの信頼性と利便性の高さを兼ね備える銀行カードローンに借り換えたい方は、バンクイックを利用しましょう。
銀行カードローンの借り換えとは?
銀行カードローンの借り換えとは、現在契約している借入先から別の銀行のカードローンに乗り換えることです。
借入額は変わりませんが金利の低い銀行に借り換えて返済すれば、完済時の総支払い額を減らせます。
銀行カードローンの乗り換えの主な特徴は、以下のとおりです。
- 借り換えローンの利用で金利を引き下げができる
- 総量規制対象外なので、年収の3分の1以上の借入が可能
- クレジットカードのリボ払いも借り換えできる
- 借り換えすることで返済管理がしやすくなる
それぞれ詳しくみていきましょう。
借り換えローンの利用で金利を引き下げができる
銀行カードローンの借り換えを利用する1番の魅力は、金利の引き下げができることです。
今よりも低金利の銀行に借り換えれば、利息の総額を大幅に軽減できます。
とくに、高金利の消費者金融カードローンを利用している場合、借り換えによる利息の軽減効果は大きいです。
利息の負担を軽減できれば、月々の返済額も減り、今よりも生活に余裕が生まれます。
総量規制対象外なので、年収の3分の1以上の借入が可能
銀行カードローンは総量規制の対象外なので、上限なしに借入可能です。
一般的なカードローンであれば、総量規制という法律によって借入限度額が年収の3分の1までと制限されています。
総量規制の対象外の借り換えローンは、利用者にとっては金利の引き下げが可能で、貸す側にとっても契約者数が増やせるため、双方にとってメリットが大きい方法です。
クレジットカードのリボ払いも借り換えできる
あまり知られていませんが、クレジットカードのリボ払いやフリーローンなどの金融商品も借り換えの対象です。
多くの消費者がリボ払いの高い金利に悩まされていますが、借り換えを利用することで、返済負担を軽減できます。
ただし、クレジットカードのショッピング枠のリボ残高に関しては、対象にならないケースがあります。
利用したい銀行カードローンで対象になるか事前に確認しておきましょう。
借り換えすることで返済管理がしやすくなる
借り換えにより、借入れ先を1本化できるため、返済計画を立てやすくなります。
異なる金融機関からの複数の借入れを持っている場合、返済日や金利、残高を1つにまとめることで、返済計画をより効率的に管理できるようになるでしょう。
また、借り換えを行って返済の期日や利用できるATMが変われば、返済の利便性が上がる可能性があります。
金利の引き下げ以外にも返済ストレスの軽減なども考慮して、借り換えを検討しましょう。
おまとめローンとの違いは借入件数
よく混同される「おまとめローン」との違いは、契約している借入件数です。
銀行カードローンの借り換えは、現在契約している1社の借入れを別の金融機関のローンに移行することを意味します。
一方でおまとめローンは、複数社の借入れを1つのローンに統合することです。
たとえば、金利17.5%のカードローン1社から、金利10.5%のカードローンに乗り換えた場合は借り換えです。
おまとめローンの具体例としては、3社のカードローンを契約していて返済の負担を減らすために金利の低い銀行カードローン1社に乗り換えた場合があてはまります。
銀行カードローンの借り換えの2つの注意点
銀行カードローンで借り換えを検討している方は、以下の2つのポイントに注意してください。
- 審査が比較的厳しい
- 借入先が変わることで利便性が損なわれる可能性がある
それぞれの注意点について詳しくみていきましょう。
審査が比較的厳しい
銀行カードローンの審査は、消費者金融カードローンに比べて審査が厳しいといわれています。
銀行側がリスクを最小限に抑えるために、借り手の信用情報や収入、既存の負債などの財務情報を詳細に評価するからです。
そのため、信用情報に不安がある方や収入が不安定な方は申し込んでも審査で落ちてしまう可能性があります。
審査に通るか不安な方は、比較的審査に通りやすいといわれている借り換え先を選びましょう。
借入先が変わることで利便性が損なわれる可能性がある
借り換えに利用できる銀行カードローンの利便性には差があります。
また、借り換えによって金融機関が変わると、利用者は新しいシステムや条件に慣れなければなりません。
金融機関によって異なる主な項目は、以下のとおりです。
- 利用できるATM
- 支払いスケジュール
- オンラインバンキングシステム
- 手数料
- 特典
とくに、利用できるATMの場所や支払いスケジュールについては人によって利便性の良し悪しが変わるので、事前に確認しておきましょう。
銀行カードローンの借り換えが向いている人とは?
銀行カードローンの借り換えが向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- 契約中の借入先の金利が高いと感じている人
- 毎月の支払額を負担に感じている人
- 提携ATMが少なくて不便に感じている人
現在契約中の借入先の金利が高いと感じている人は借り換えによって、利息負担を軽減できる可能性があります。
また、借り換えは返済計画を見直し、月々の支払いを管理しやすくする選択肢なので、支払いにストレスを感じている人にも有効でしょう。
ATMの利便性の高さも借り換えを利用するか判断する際のポイントです。
現在の借入先の提携ATMが少なく利用に不便さを感じている人も、より利便性の高い金融機関への借り換えは有益だといえます。
銀行カードローンの借り換えはシュミレーションしてから申し込もう
今回は銀行カードローンの借り換えについて解説してきました。
借り換えをすることで、金利を引き下げ返済の負担を軽減できます。
ただし、借り換え先によっては利便性が損なわれる可能性があるので、返済のシミュレーションをしてから申し込むようにしましょう。
借り換えを検討している方は、今回紹介した銀行カードローン3社を参考になさってください。
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