「オリックス銀行カードローンではどんな審査を行っているの?」
初めてオリックス銀行カードローンへ申し込みする方だと、どのような審査なのか気になる場合があるでしょう。
そこで、オリックス銀行カードローンの審査内容について詳しく解説します。
在籍確認の有無や申し込みの流れが気になる方もご参考ください。
オリックス銀行カードローンの審査内容|申込者の返済能力を調査
貸金業法の「返済能力の調査」第十三条により、貸金業者は審査時に下記の内容を調査しないといけません。
【主な審査内容】
- 収入または収益
- その他の資力
- 信用
- 借入状況
- 返済計画
- その他の返済能力
オリックス銀行は貸金業者ではありませんが、カードローンの審査時に返済能力を調査する点では同じです。
一般的に申込者の返済能力は、下記の情報を調査しながら総合的に判断します。
【返済能力の調査に必要な主な情報】
- 申込者の属性
- 必要書類(本人確認書類・収入証明書類)
- 個人信用情報
- 自社での取引
- 勤務先への在籍確認など
申込者の属性
本人の名前や住所などの特徴を属性と言います。
オリックス銀行カードローンへ申し込むときは、下記の属性を申告するのが通常です。
【申告する主な属性】
本人情報 | ・名前・生年月日・性別 ・家族構成 ・自宅住所 ・電話番号 ・居住形態・居住年数 ・家賃・住宅ローン返済など |
勤務先情報 | ・勤務先名 ・勤務先住所 ・勤務先電話番号 ・業種 ・勤続年数 ・職業・職種 ・税込年収など |
その他の情報 | ・希望の限度額 ・利用の目的 ・利用中のローン(借入件数・借入金額)など |
虚偽の属性を申告すると信用の低下により、審査に落ちる可能性が高まります。
虚偽のない正しい属性を申告しましょう。
必要書類|本人確認書類・収入証明書類
オリックス銀行カードローンでは下記の書類でも審査を行っています。
【必要書類】
本人確認書類 | ・運転免許証 ・マイナンバーカード ・健康保険証 ・パスポート ・在留カード ・特別永住者証明書 |
収入証明書類 | ・源泉徴収票 ・住民税決定通知書 ・課税証明書 ・確定申告書 |
本人確認書類は、申し込みが本人なのか確認するために必要な書類です。
収入証明書類は、収入を得ているか確認するために必要となります。
収入証明書類の提出が必要なのは、限度額50万円超を希望した方です。
ただし、限度額50万円以下でも必要と判断したときは、収入証明書類の提出を求められる場合があります。
個人信用情報
信用力や返済能力を調査するため、オリックス銀行カードローンでは審査時に個人信用情報を参照しています。
加盟会社に個人信用情報を提供しているのが信用情報機関です。
オリックス銀行が加盟する信用情報機関「JICC」には下記のような内容が登録されています。
【JICCでの主な登録内容】
本人情報 | 氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先名、勤務先電話番号など |
契約情報 | 契約の種類、契約日、契約金額など |
返済情報 | 入金日、残高、完済日、延滞など |
取引情報 | 債務整理、強制解約、破産など |
申込情報 | 氏名、生年月日、電話番号、申込日、申込商品など |
長期延滞、債務整理、強制解約、破産が登録されている方は審査に落ちやすいです。
なお、本人であれば開示請求により、個人信用情報の登録内容を確認できます。
JICCではスマートフォンでも開示請求が可能です。
自身の登録内容が気になる方は、一度開示請求するとよいでしょう。
自社での取引
自社での取引状況は、申込者の収入状況や返済能力の調査に役立つ情報の一つです。
オリックス銀行で下記の取引を行っている方は、オリックス銀行カードローン審査時の評価が高まる可能性があります。
【オリックス銀行での取引における審査時の評価】
評価 | 取引状況 |
---|---|
資力がある | 預金を預け入れしている 投資信託の取引を行っている |
安定した収入を得ている | 毎月の給与が口座に振り込まれている |
勤務先への在籍確認
オリックス銀行カードローンでは勤務実態や収入状況などを調査するため、審査時に勤務先への電話で在籍確認しています。
基本的に銀行名ではなく、担当者個人名での電話です。
本人が在籍確認の電話に出るのが難しい場合は、電話番の勤務先の人に「個人名での電話がかかってくるかもしれない」と伝えておくとよいでしょう。
オリックス銀行カードローンへの申し込みから審査、利用開始までの流れ
オリックス銀行カードローン利用開始までの流れは下記のとおりです。
【申し込みから審査、利用開始までの流れ】
- インターネットで申し込み
- オリックス銀行と保証会社が審査
- 本人確認と申し込み内容の確認電話
- ローンカードの受け取り
- 必要書類の提出
- 利用開始
事前に流れを知っておくと、利用開始までがスムーズになります。
インターネットで申し込み
まずはオリックス銀行公式サイトのカードローンページへアクセスします。
「今すぐ申し込む」ボタンをクリックし、フォームの必要事項に属性を入力します。
申し込み内容に間違いがないか、よく確認してから送信しましょう。
オリックス銀行と保証会社が審査
申し込み完了後、オリックス銀行本体と保証会社の審査が開始されます。
保証会社はオリックス・クレジット株式会社と新生フィナンシャル株式会社の2社です。
下記のように、希望の限度額によって審査を担当する保証会社が変わります。
【希望限度額と審査を担当する保証会社】
限度額100万円超を希望した方 | オリックス・クレジット株式会社が審査 【上記の保証会社の保証が受けられない場合】 新生フィナンシャル株式会社が審査 |
限度額100万円以下を希望した方 | 保証会社の審査は新生フィナンシャル株式会社のみ |
オリックス銀行カードローンでは保証会社2社体制で審査しています。
審査に通過した方は電話で連絡、審査に落ちた方はメールまたは書面での連絡です。
本人確認と申し込み内容の確認電話
勤務先への在籍確認が取れ次第、本人確認と申し込み内容の確認電話が入ります。
連絡先は携帯電話・自宅固定電話・勤務先電話から選択可能です。
ローンカードの受け取り
次に簡易書留でローンカードが届きます。
申込時に郵送物の送付先として自宅住所または勤務先住所を選択可能です。
しかし、ローンカードの送付先は自宅住所のみとなります。
外出中で自宅のポストに簡易書留の不在通知書が投函されていた場合は、再配達を依頼するとよいでしょう。
必要書類の提出
本人確認と申し込み内容の確認電話後、登録したメールアドレス宛てにメールが届きます。
メール記載のURLより必要書類のアップロードが可能です。
必要書類の確認が取れ次第、すべての審査が完了します。
利用開始
審査が完了次第、下記の方法で借入できます。
【借入方法】
振込融資 | 指定口座への振込 |
提携ATM | ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イーネット ・イオン銀行 ・三菱UFJ銀行 ・三井住友銀行 ・西日本シティ銀行 ・ゆうちょ銀行 |
PayPay銀行口座を持っている方は、即時振込サービスを利用できます。
即時振込は急ぎで借りたいときに便利なサービスです。
オリックス銀行カードローンの審査に関するよくある質問
保証会社2社体制だと審査は甘いですか?
保証会社2社体制だからといって、オリックス銀行カードローンの審査が甘くなるわけではありません。
返済能力の調査は厳しく行っていると考えましょう。
ガン保障特約付きプランを付けると審査が厳しくなりますか?
ガン保障特約付きプランを付けても、オリックス銀行カードローンの審査に影響は出ないのが基本です。
ただし、ガン保障特約付きプランを付けるには、保険会社の審査に通らないといけません。
保険会社であるカーディフ生命保険株式会社の審査に落ちた場合、ガン保障特約付きプランは付けられないでしょう。
誰でも審査が受けられますか?
オリックス銀行カードローンの審査が受けられるのは、下記の方に限られます。
【申込条件】
- 年齢20歳以上69歳未満の方
- 原則として毎月安定した収入を得ている方
- 日本国内に居住している方
- 外国籍の場合は永住者または特別永住者の方
- 保証会社の保証が受けられる方
上記の条件を満たしていれば、保証人・担保なしで申し込めます。
審査落ち後、すぐに再申込できますか?
オリックス銀行カードローンの審査に落ちた後、6ヶ月以内の再申込は避けたほうが賢明です。
それは再審査にも落ちる可能性が高いからです。
6ヶ月以上経過し、収入状況などが改善してから再申込しましょう。
オリックス銀行カードローンの審査まとめ
オリックス銀行カードローンの審査内容について、下記のポイントを中心に解説してきました。
【審査内容のポイント】
- 属性(本人情報・勤務先情報など)
- 書類(本人確認書類・収入証明書類)
- 個人信用情報(契約情報・返済情報など)
- 自社での取引(預金・投資信託・給与の口座振込)
- 勤務先への在籍確認(担当者個人名で電話)
保証会社2社体制とはいえ、返済能力の調査は厳しく行うのが基本です。
しかし、申込条件を満たしていれば審査通過が期待できます。
申込条件をよく確認したうえでオリックス銀行カードローンへ申し込みましょう。
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