「消費者金融のプランネルは在籍確認なしで申し込める?」
人によっては消費者金融の審査を受ける際、在籍確認の有無が気になるでしょう。
そこで今回は、プランネルが行う在籍確認について詳しく解説します。
勤務先への電話で在籍確認を行う理由、電話時に聞かれる内容などが気になる方はご参考ください。
プランネルが勤務先への電話で在籍確認を行う2つの理由
プランネルへは年齢20歳〜85歳までの方で申し込めます。
85歳までの年金受給のみの方を除き、勤務先への電話で在籍確認が行われる可能性が高いです。
なぜ電話で在籍確認を行うのか、それは下記のような理由が考えられます。
【2つの理由】
- 勤務先情報が正しいかどうか確認するため
- 返済能力を調査するため
勤務先情報が正しいかどうか確認するため
プランネルへ申し込むときは、下記の情報を自己申告します。
【申告が必要な勤務先情報*】
- 職業
- 職種
- 勤務先名
- 勤続年数
- 勤務先電話番号
- 税込年収
※職業により申告の内容が異なる場合あり
在籍確認は本当に申告の勤務先情報が正しいかどうか、調査するために行います。
無職であるにも関わらず、お金を借りたいからといって虚偽の勤務先情報を申告するのはNGです。
勤務先への在籍確認を行った際に、虚偽申込がバレてしまう可能性が高まります。
虚偽申込をすると信用を失ってしまうため、正しい勤務先情報の申告が大切です。
返済能力を調査するため
貸金業法に基づく総量規制の導入後、貸金業者からの借入総額は原則年収3分の1までとなりました。
年収300万円・他社借入なしの場合、100万円までの借入です。
返済能力を超える借入により、返済困難に陥る人が増えないように総量規制が導入されました。
貸金業法上、貸金業者には借主の返済能力を調査する義務があります。
返済能力の調査に役立つのが下記の情報です。
【返済能力の調査】
- 信用情報(クレジット・ローンなどの利用履歴)
- 収入証明書類(源泉徴収票・給与明細書など)
- 自己申告(年収など)
自己申告の勤務先情報をもとに行う在籍確認は、返済能力の調査にも役立ちます。
一般的に在籍確認を取るには、勤務先の固定電話番号へかけるのが確実とされています。
プランネルから在籍確認の電話がかかってきたときに聞かれる内容
次からは、プランネルから在籍確認の電話がかかってきたときに聞かれる内容を「本人が電話に出た場合」「本人が不在だった場合」に分けて解説していきます。
ただし、聞かれる内容はあくまでも例であるため、参考程度にとどめましょう。
本人が電話に出た場合
本人が在籍確認の電話に出たときに聞かれる内容は下記のとおりです。
【本人が聞かれる内容】
勤務先の電話担当■■ | はい、□□会社でございます。 |
プランネル担当者△△ | △△と申しますが、○○さまはいらっしゃいますか? |
勤務先の電話担当■■ | ○○ですね。少々お待ちください。 |
本人○○ | お電話変わりました。私が○○です。 |
プランネル担当者△△ | この度は当社商品への申し込みありがとうございます。 これで在籍確認は完了とさせていただきます。 |
場合によっては名前や生年月日など、本人情報を聞かれる可能性があります。
聞かれた内容に対し、正しく答えるだけで在籍確認は完了です。
本人が不在だった場合
本人が不在で勤務先の電話担当が在籍確認の電話に対応した場合は、下記の内容を聞かれる可能性があります。
【勤務先の電話担当が聞かれる内容】
勤務先の電話担当■■ | はい、□□会社でございます。 |
プランネル担当者△△ | △△と申しますが、○○さまはいらっしゃいますか? |
勤務先の電話担当■■ | 申し訳ございません、○○はただ今外出中でございます。 戻りましたら折り返しご連絡いたしますか? |
プランネル担当者△△ | いいえ、結構でございます。失礼いたします。 |
消費者金融が行う在籍確認の場合、担当者の個人名を名乗るのが一般的です。
原則として本人以外に会社名は名乗らないため、消費者金融からの電話だと勤務先の人にバレる心配は少ないでしょう。
勤務先の人に何の用件の電話だったのか、聞かれたときは「クレジットカードへ申し込んだ」との言い訳が便利です。
クレジットカードでも支払能力を調査するため、在籍確認を行う可能性があります。
プランネルに在籍確認をスムーズに取ってもらうコツ
プランネルの担当者が電話をかけても在籍確認が取れなかった場合、審査落ちの可能性が高まります。
在籍確認をスムーズに取ってもらいたいときは、下記のコツを参考にしながら申し込むとよいでしょう。
【3つのコツ】
- 在籍確認を取りやすい電話番号を申告する
- 勤務先の電話担当に予め伝えておく
- 事前にプランネルへ電話相談する
在籍確認を取りやすい電話番号を申告する
プランネルへ申し込む際、下記のような電話番号を申告しておくと在籍確認を取りやすいです。
【在籍確認を取りやすい電話番号の例】
正社員 | 所属部署の直通番号 |
公務員 | 担当部署の直通番号 |
派遣社員 | 派遣元会社の電話番号 |
アルバイト・パート | 勤務している店舗・事業所などの電話番号 |
個人事業主 | 仕事専用事務所・自宅兼用事務所の電話番号 |
派遣元会社によっては在籍確認の電話に対応してもらう場合、事前連絡が必要です。
事前に派遣元会社へ電話し、「在籍確認への対応希望」と伝えておきましょう。
勤務先の電話担当に予め伝えておく
規模の大きな会社の場合、一人ひとりの従業員まで把握していない可能性があります。
勤務先の電話担当に「そのような名前の従業員は居ません」と答えられると、在籍確認が取れません。
本人が電話に出るのが難しい場合は、勤務先の電話担当に「自分あてに個人名からの電話がかかってくるかもしれない」と予め伝えておくと、在籍確認をスムーズに取りやすいです。
事前にプランネルへ電話相談する
勤務先が休みで誰も居ない場合、電話が繋がらずに在籍確認を取れない可能性があります。
飲食店など、勤務先によっては休みが不定期の場合があるでしょう。
スムーズに在籍確認を取ってもらいたいときは、事前に「○○日・△△の時間帯に電話して欲しい」とプランネルへ電話相談するといった対処法が有効です。
プランネルの判断次第となりますが、事情によっては在籍確認の電話をかける日時を指定できる可能性があります。
【プランネル 問い合わせ窓口】
電話番号 | 0120-70-7777 |
受付時間 | 9時00分~20時00分(年中無休) |
プランネルからかかってくる在籍確認の電話が困るときの代替え方法
プランネルからかかってくる在籍確認の電話が困るときに有効なのが、下記のような代替え方法です。
【他社消費者金融への申し込み】
消費者金融 | 在籍確認の実施状況 |
アイフル | 原則電話なし |
アコム | 原則電話なし |
SMBCモビット | 原則電話なし |
プロミス | 原則電話なし |
レイク | 原則電話なし・書類への相談可 |
消費者金融のレイクであれば、相談により書類での在籍確認も可能です。
源泉徴収票・給与明細書など会社名の記載がある書類であれば、電話が繋がるかどうか心配せずに済むでしょう。
勤務先への電話なしはあくまでも原則であり、状況によって異なります。
しかし、申込者の同意を得たうえで勤務先へ電話するのが一般的です。
プランネルの在籍確認まとめ
今回はプランネルが行う在籍確認について解説してきました。
基本的に在籍確認は自己申告の勤務先情報が正しいかどうか、返済能力があるかどうか、調査するために行います。
85歳までの年金受給のみの方は除き、在籍確認なしでプランネルへ申し込むのは難しいです。
しかし、電話の日時などは事前相談により、柔軟に対応してもらえる可能性があります。
在籍確認が取れるかどうか、心配なときはプランネルへ電話をかけて相談するとよいでしょう。
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